8月が終わりましたね。
40歳になってから…というより小豆島公演を始めてから食生活は今までと変わらないのに体重が増え続けました。
過去最高に太ってます。
年って恐いな…。
でも今回の小豆島公演で毎日ビール飲んでも3キロ戻りました(笑)。
8月の芸門小豆島公演「サナトリウムの春」無事に終えることが出来ました。
小豆島で公演すること自体が無謀だったのに気付いたら1年間で3回公演。
初演で黒字が出たとかでは全くなかったのに何故…(笑)
きっと応援してくださってる方々の顔が次々と浮かんでくる度に「頑張らないと!続けないと!」っていう気持ちになったからだと思います。
勿論!やってるこちらも楽しいですし、とてもやりがいがあるからのは間違いないです!
今回は雨にもとうとう降られて動員としてはかなり厳しい結果になりましたが、本当やってよかったです!!
小豆島という島の片隅で行われた小豆島オリジナルストーリーのオリジナル劇。


初日は雨の中70名ほどのお客様が来て下さり、途中から土砂降りになり
「あんなにみんなで生活削って頑張ってきたのに最後にお客さんが一人も残ってなかったらどうしよう…うわぁ…そんな悲しい思いさせたくない…」と、本番中居てもたってもいられませんでした(おかげで自分の芝居だけボロボロ 笑)
でもなんと一人も帰ることなく、最後の桜吹雪が舞った時には300人は居るかのような拍手と大歓声がきて逆にとても感動させられました。
嬉しかったなぁ…。
そして初日の桜吹雪がこれまた見たことないくらい凄く飛んだんですよ(泣)
桜吹雪が見えなくなるまで空に上がってましたからね!
綺麗だったなぁ…。

今回小豆島出身の出演者も過去で一番多く、稽古もなかなか人数が集まらなく(結局1日も全員が集まることは本番まで無く)色々と大変なこともありましたが、それを乗り越えた今回の座組はとても素晴らしかったです!
小豆島の出演者さんの頑張りはすごかったです。
皆さん朝から働いて稽古に来てその後、みんなが泊まってる宿舎に差し入れ持ってきて、芝居の話などしたり、食事を作ってくれたりと深夜まで飲んで話して、朝また仕事に行ってました。


本当に無理しないでと言っても毎日2~3人は来るんです(汗)
しかも泊まってる宿舎は皆さんの所から車で20~30分くらいかかるところなので結構離れてるんですよね。
でも終わってから全員から「本当に参加してよかった」「夢のような3週間でした」と言ってくださってとても嬉しかった。
参加した小豆島の方々は今全員「芸門ロス」になってるらしい(笑)
小豆島以外から参加してくださった出演者も最後まで本当に頑張ってくれました。
この企画やって良かったなと今までの公演も含めて本当に思います。
次の小豆島公演はいつになるかまだ分からないんですが、芸門と、なにより自分がより成長してまた戻ってこれたらなと思ってます!
クラウドファンディングの商品も多くの小豆島の企業様が応援してくださりました!
・オリーブハンドクリーム(小豆島オリーブ園)
・麺匠孫右衛門/素麺(藤井麺業)
・島の光/素麺(小豆島手延素麺協同組合)
・小豆島っぶっかけそうめんだし(タケサン株式会社)
・島のささやきガーリックオイル(金両株式会社)
・お魚せんべい(株式会社一ノ蔵)
・パスタソース(株式会社協栄岡野)
・小豆島手延べ素麺オリーブ油入り(株式会社岡上食品)
・さいしこみ醤油(ヤマサン醤油株式会社)
・混うま のりマヨ(宝食品株式会社)
本当にありがとうございました!!
これによって少しでも多くの方に小豆島を知って頂けたら嬉しいです!
写真で今回の芸門第3回小豆島公演「サナトリウムの春~離小島療養所~」を振り返りたいと思います。

↑今回の宿「カレー屋プラージュ」2年間使われてないところだったので前ノリして掃除に3日間かかりました。でも海が目の前ですごくお洒落で最高に居心地がよかったです!
村田さんは愛着湧きすぎて「ここ、買おうかな」なんて言い始めてました(笑)

↑東京から車で来てくれた石田忍道の車は速攻で宣伝カーに(笑)

↑DMもたくさん送りました




↑最高の場所でBBQもしました!企画して用意してくださった照下さんありがとうございます!
↓小豆島のお祭りでチラシ持って宣伝



↑ステージに上がらせて頂きPRもしました

↑芸門Tシャツも作りました!



↑芸門みんなで地元の踊りにも参加しました(踊りの稽古もみんなでしました)
先頭でプラカードを持って一緒にPRしてくださった浜野さんありがとうございました!
楽しかったなー!(今でははるか遠い昔のよう…)

↑みんなで花火もみました

↑看板も作る!


↑バツゲームの舞台宣伝動画をかけて麻雀
↑麻雀で負けた岡上さんが台風の中、気合の宣伝動画(この時の台風は宿舎がぶっ飛ぶかと思いました)

↑看板置いてもらう交渉も置くのも自分たちです。今回は10個の看板を小豆島に置かせてもらえました!

↑稽古

↑毎日稽古

↑宿舎前で酔いつぶれて寝るそうじさん。

↑宿舎前で酔いつぶれて寝る濱名さん。

↑リビングで疲れていつものように寝る小豆島組のそうじさん、岡上さん、やぎ君。


↑毎日その日のごはん担当がみんなのご飯を早起きして作ってくれました。稽古終わりにも。


↑毎日、みんなでご飯。本当に毎日美味しかった!

↑四国新聞さんに載せてもらいました

↑他の小豆島花火大会で上がる予定だった芸門花火(台風でぶっ飛びました 泣)
↑劇場の肥土山地区の保存会の方々と親睦会もひらきました


↑小屋入り日、たくさんの保存会の方々に手伝いにきて頂けました。感謝!

↑仕込み。もちろん全て自分たちで作ってます。月は本番まで居られなかった映画監督貝原クリスさんの力作!

↑バージョンアップしたハレーすい星。これもクリスさん作。これ飛ばすのに土台でクレーン車が一台来ております。

↑この照明とスモークの中をハレーすい星が客席の上を飛んでいきます!凄い!(飛んでる時間は8秒くらい 笑。そこに命をかけるおじさん達)※動画は客席後ろからの映像

↑発電機。劇場の電圧では足りないのです(汗)これもまたクレーン車で持ってきてもらっております。

↑このスピーカーのデカさを見よ!東京の小劇場でこんなスピーカーありえへん!!開演前は完全にフェスになってました!好きな曲を爆音で流してもらって最高でした!次は昼はフェスにしようと本気で思いました。

↑最高すぎて本番前に金麦を飲んでしまう村田さんと俺。

↑東京から制作で応援に来てくれたモモコさんとリサさん。

↑サナトリウム横断幕(かっこいい)

↑この背景画がまた仕掛けセットに時間がかかる(汗)ラストシーン5分だけのために背景の絵が全て変わります(そこに命をかけるおじさん達。これだけの量の絵を描くだけでも半端ない)

↑初日と二日目は雨だったので客席のゴザも開演ギリギリになって出演者全員でだす(衣装着たまま)!

↑初日。花道見てわかる通り土砂降り。

↑本番中の仕掛けの裏側(ハレー彗星)。今まで芝居したこと無い小豆島の出演者さんにしてもらってるってのがミソ。
失敗できないけどこういうのをしてもらうのも舞台を楽しんでもらう一つだと思ってます。

↑本番終わってから疲れてるだろうにみんなで自主的に芝居や仕掛けのチェックをしてるところ

↑今回は林家はな平さんの落語から始まりました(はな平さんはサナトリウムの春東京公演で役者として参加してます)
↑そこから自然と芝居の中へ


↑役者が足りなくて自分も出ました。前回同様、稽古不足がもろに出ました(苦笑)これはオリーブ園のオリーブハンドクリームを出している所ですね(笑)

↑初日、二日目と雨でお客さんも少なく「晴れて欲しい」とテルテル坊主を持ってお願いしている蓮花ちゃん。

↑雨防止に巨大なブルーシート。こんな大きなブルーシート見たの初めて。

↑蓮花ちゃんの願いが届き千秋楽ようやく晴れました

↑劇中写真

↑劇中写真

↑劇中写真。小豆島の肥土山農村歌舞伎役者と中山農村歌舞伎役者が同じ演目で同じ舞台に立つのはこれが初!?歴史を変えるワンシーンになりました。

↑照明の西山さん、大西さん。音響の津村さん、三谷さん。本当に心意気だけで暑い中最高のパフォーマンスありがとうございました!!

↑毎回この量の花吹雪の片づけ。毎回みんなから文句言われながら片づけてます。この花吹雪のだけで3万円(笑)でも出し惜しみなく毎回命かけて桜飛ばすおっさん達。

↑花吹雪が舞いすぎて夜空に消えていくほど凄かったです。これだけで2000円くらいの価値があるかなと(笑)

↑初日、二日目と雨で出来なかった乾杯を千秋楽に出来ました







↑このみんなの笑顔が全てを物語ってるなと。本当にありがとうございました。

↑毎回最高の座組で幸せです。

↑帰りのフェリーにも平日にも関わらず多くの方がお見送りにきてもらい、今回大赤字だったので、次出来るのか…出来てもいつになるのかと思ってたところ「待ってますよ!」って皆さんに言われて泣きそうでした。
自分が信じてやってきたことが間違ってなかったと思いました。
今後、東京でも芸門公演をしていきたいと思ってます!
いつかは小豆島から来てください!と言ってもらえるような団体にしたいと思います!
更に面白い演劇と企画をこれからもしていきたいと思いますので応援よろしくお願いいたします!

そして今回応援してくださった皆様、参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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